お風呂場は毎日使う場所だからこそ、目には見えない汚れやカビが少しずつ蓄積しがちです。月に一度だけでも丁寧に掃除を行えば、普段のお手入れが格段に楽になり、清潔でリラックスできる空間を保てます。この記事では、簡単に始められる月一回のお風呂場掃除のポイントと手順を詳しく解説します!
1. なぜお風呂場の月1掃除が重要なのか
① 衛生的な問題
湿気が多いお風呂場は、カビやぬめりの温床となりやすい場所です。日々のお手入れでは行き届かない天井や壁、排水口を月に一度重点的に掃除することで、カビの繁殖を抑えることができます。
② 快適なリラックス空間の維持
ピカピカのお風呂は、心も身体もリフレッシュさせる時間をより心地よいものにしてくれます。
③ 修繕のリスク軽減
定期的に掃除して汚れを取り除くことで、タイルや金具の劣化を防ぎ、長く快適に使える空間を保てます。
2. 準備するもの
お風呂場掃除は、道具と洗剤選びで効率が大幅アップします。
必要な洗剤と道具
• カビ取り剤(ジェルタイプがおすすめ):天井やタイルの目地に効果的
• 中性洗剤:浴槽や壁面の汚れに対応
• 重曹&クエン酸:ぬめりや水垢汚れに強力な組み合わせ
• スポンジやブラシ:大小2種類用意(細かい部分は歯ブラシを使用)
• マイクロファイバークロス:水滴の拭き上げ用
• ゴム手袋、マスク:カビ取り剤を使用する際の必須アイテム
• 防カビスプレー:掃除後の仕上げに
準備のポイント
• 窓やドアを開けて換気を十分に行いましょう。
• 掃除中の水分飛び散りに備えてタオルや古新聞を敷いておくと便利です。
3. 重点ポイント別の掃除方法
(1) 天井と壁
カビの繁殖を防ぐには、湿気が溜まりやすい天井と壁の掃除が重要です。
1. 拭き掃除:長柄モップにカビ取り剤をスプレーし、天井全体を優しく拭きます。
2. ブラシで目地を重点掃除:壁タイルの隙間や目地は歯ブラシで念入りに。
3. 仕上げ:水拭きをした後、乾拭きをすると水垢を防止できます。
(2) 浴槽
浴槽の汚れは、皮脂や石鹸カスが主な原因です。
1. 浴槽に中性洗剤をスプレーして、10分間放置。
2. スポンジで全体をこすり、シャワーでしっかり洗い流します。
3. 傷が付きやすい表面には、柔らかい素材のスポンジを使用。
(3) 排水口
排水口のぬめりと髪の毛の除去は、放置すると悪臭や詰まりの原因に。
1. ゴム手袋を装着し、髪の毛やゴミを手で除去。
2. 排水口に重曹をふりかけ、クエン酸を散布。泡が発生したら10分放置し、お湯で流します。
3. カバーやパーツは外して、歯ブラシで細かく洗浄。
(4) シャワーヘッドと蛇口
シャワーヘッドや蛇口は、水垢やカルキが目立つポイントです。
1. シャワーヘッドはポリ袋にクエン酸水(クエン酸大さじ2+水500ml)を入れて1時間浸け置き。
2. 取り外せない蛇口部分は、クロスにクエン酸水を含ませて拭き取る。
3. 浸け置き後、ブラシで軽く擦って流水で流します。
(5) 鏡とガラス面
鏡の水垢や曇りは、見た目だけでなく使用感も左右します。
1. クエン酸スプレーを吹きかけ、キッチンペーパーを貼り付けて5分放置。
2. 軽く擦り、シャワーで流した後は乾拭きでツヤを出す。
3. 防曇剤を使うと、次の掃除が楽になります。
4. 掃除後の仕上げと快適さアップの工夫
① 防カビ対策
掃除後は防カビスプレーを使い、カビ発生を予防。スプレー後は換気をしっかり行いましょう。
② 水分をしっかり拭き取る
水滴が残っていると水垢の原因になります。マイクロファイバークロスで全体を乾拭きする習慣をつけましょう。
③ 好きな香りで癒し効果をプラス
ユーカリやラベンダーのアロマを使うと、掃除後のお風呂タイムがより快適に。
5. 効果を実感できる継続ポイント
• 掃除スケジュールを作る
月1回の掃除日を決めることで、他の家事とのバランスを取りやすくなります。カレンダーに記入して習慣化しましょう。
• 家族の協力を得る
全てを一人でやらずに、家族で分担すれば効率的です。子供には簡単な部分のお手伝いをお願いするのも良い方法です。
まとめ
お風呂場は、月に一度しっかりと掃除をするだけで快適さと衛生面を維持できます。天井や排水口など普段の掃除で手が回らない部分を重点的にケアすることで、お風呂時間がよりリラックスできる癒しの時間に変わります。次回の掃除日はぜひ計画的に行い、一緒にピカピカのバスルームを手に入れましょう!