台風前に見直したい5つの対策

生活、家事

こんにちは。むーむーです。

このブログでは、元保育教諭で1児の母の私が夫とともに早期リタイアを目指し、日常で実践していることや考え、日常の記録、皆さんにもおすすめしたいこと等を掲載しています。

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 台風の季節になると、不安や緊張が増えてきますよね。

 毎年、私たちの身近な地域を襲う台風は、時として大きな被害をもたらします。風や雨の強さを前にすると、自然の力の前に私たちの無力さを感じざるを得ません。しかし、適切な備えをしておくことで、台風の影響を最小限に抑え、自分や家族の安全を確保することができます。

 この記事では、台風が来る前に準備しておくべき重要なポイントについて、夏と冬の季節に応じた対策を含めて詳しくご紹介します。安心して台風を乗り切るための手助けとなれば幸いです。

台風について 

 台風の恐ろしさを理解することで、備えの重要性がより実感できるでしょう。台風は、強風と大雨を伴う自然災害であり、その威力は非常に大きく、多くの人命や財産に被害をもたらすことがあります。以下に、台風の具体的な脅威とその影響について説明します。

1. 強風による破壊力

 台風の強風は、家屋の屋根や窓を破壊し、木々を倒し、電線を切断することがあります。例えば、時速150kmを超える風速では、大型トラックですら横転する可能性があります。飛散した瓦や窓ガラスの破片は、命を奪うほどの凶器となり、外を歩いている人や避難が遅れた人々に大きな危険をもたらします。

2. 豪雨による洪水や土砂災害

 台風がもたらす豪雨は、短時間で大量の雨を降らせるため、河川の氾濫や都市部での浸水を引き起こします。また、山間部では地盤が緩み、土砂崩れが発生することがあります。特に、夜間に発生した土砂崩れや洪水は避難が難しく、多くの人命が失われる原因となります。

3. 高潮による浸水被害

台風が沿岸地域を通過すると、強風によって海水が陸地に押し寄せる「高潮」が発生します。この高潮は、通常の潮位を超える高さに達し、沿岸部に大きな浸水被害をもたらします。家屋が浸水し、車が流されることもあり、逃げ遅れた場合には命の危険に直結します。

4. 長期的な停電や断水

台風によって電柱や配電線が倒れると、広範囲で停電が発生します。停電が数日続くと、冷蔵庫の食品が腐り、エアコンが使えなくなり、熱中症のリスクが高まります。また、断水が発生すると、飲料水や生活用水が確保できなくなり、衛生状態が悪化します。これらのライフラインが長期間にわたり復旧しない場合、生活全般に深刻な影響を及ぼします。

5. 交通網の寸断

台風による倒木や浸水、土砂崩れなどで道路が寸断され、交通網が麻痺することがあります。これにより、救援物資の輸送が遅れ、緊急時の医療や救助活動が妨げられることがあります。さらに、家族や友人と連絡が取れなくなり、孤立するリスクも高まります。

6. 心理的な影響

台風による恐怖や不安、孤立感は、心理的なストレスを引き起こすことがあります。特に、過去に台風被害を経験した人々にとっては、再び災害に直面する恐怖が心の負担となることがあります。

備えの重要性

これらの脅威に対して、事前に適切な備えをすることは命を守るために不可欠です。家屋の補強や非常用持ち出し袋の準備、情報収集、避難場所の確認などを行うことで、被害を最小限に抑え、緊急時に冷静に行動することができます。また、家族と一緒に避難計画を立てておくことで、災害時の混乱を避け、スムーズな避難が可能になります。

自然災害は予測が難しく、被害の規模も予想を超えることが多いです。しかし、備えがしっかりしていれば、どんな状況でも自分や大切な人を守る確率が高まります。台風が近づいているときだけでなく、普段から備えを万全にしておくことが、最も重要な対策なのです。

台風接近前の行動

台風が接近する前に行うべき事前の行動には、以下のような準備が含まれます。これらの行動を事前に行っておくことで、台風の被害を最小限に抑え、安全を確保することができます。

1. 避難場所と経路の確認

  • 避難場所: 自宅周辺の指定避難所や、安全な場所を確認しておきます。
  • 避難経路: 道路の状況や避難経路を確認し、家族と共有しておきます。特に、川や海の近くに住んでいる場合は、水位が上がるリスクを考慮した避難ルートを計画しましょう。

2. 家屋の補強

  • 窓やシャッターの補強: 窓ガラスが割れないように、飛散防止フィルムを貼るか、窓に板を打ち付けます。シャッターがある場合は、閉めておくことも重要です。
  • 屋根や壁の点検: 屋根瓦が飛ばないように確認し、修理が必要な箇所があれば事前に補修しておきます。
  • 排水溝や側溝の掃除: 排水口が詰まっていると、雨水が溢れて浸水の原因になります。排水溝を事前に掃除しておきましょう。

3. 家具の固定と屋内の整理

  • 家具の固定: 地震や強風で倒れる可能性のある家具を固定します。特に背の高い棚やタンスはしっかり固定しておきましょう。
  • 屋内の整理整頓: 飛び散りそうな小物やガラス製品などは安全な場所に移動させます。

4. 非常用持ち出し袋の準備

  • 持ち出し袋: 最低限の衣類、食料、飲料水、救急セット、常備薬、懐中電灯、モバイルバッテリー、現金、家族の連絡先情報などを入れた非常用持ち出し袋を準備しておきます。
  • ペットの避難準備: ペットがいる場合は、餌やリード、ケージ、トイレ用品なども忘れずに。

5. 情報収集とコミュニケーション手段の確保

  • 天気予報や警報の確認: テレビやラジオ、スマートフォンで台風の進路や状況を常に確認します。特に、気象庁や自治体の発表をチェックしましょう。
  • 連絡手段の確保: 家族や友人と連絡を取り合い、緊急時の連絡方法や集合場所を決めておきます。

6. 車や自転車の安全確保

  • 車のガソリンを満タンに: 避難が必要になった場合に備えて、車のガソリンを満タンにしておきます。また、浸水の恐れがある場所には駐車しないように注意しましょう。
  • 自転車の固定や移動: 強風で飛ばされないよう、自転車を固定するか、屋内に移動させます。

7. 屋外の整理

  • 物干し竿や植木鉢の片付け: 風で飛ばされそうなものは室内にしまいます。植木鉢やゴミ箱、物干し竿などは、強風で飛ばされると危険です。
  • 庭の樹木の確認: 大きな木の枝を事前に剪定しておき、倒れるリスクを減らします。

8. 電力の確保

  • モバイルバッテリーや予備電池の充電: 停電に備えて、モバイルバッテリーや電池式機器の充電を完了させておきます。

9. 台風進路の再確認

  • 進路予測の更新: 台風の進路は変わることがあるため、こまめに進路予測を確認し、必要に応じて準備を調整します。

これらの準備を台風が接近する前に行うことで、万が一の際にも慌てずに対応でき、安全を確保することができます。

 

準備しておきたいもの10選

台風が来る前に準備しておくと安心なものは以下の通りです。

  1. 飲料水:一人1日あたり3リットルを目安に、最低3日分の水を確保しておきましょう。
  2. 非常食:長期間保存が可能で、調理が不要な食品(缶詰、乾パン、インスタント食品など)を準備します。
  3. 懐中電灯と予備電池:停電に備えて、充電式のものや手動で発電できる懐中電灯も有用です。
  4. モバイルバッテリー:携帯電話や他の電子機器を充電できるよう、予備のバッテリーを用意しておくと安心です。
  5. ラジオ:情報収集のため、電池式や手回し式のラジオを用意します。
  6. 医薬品:日常的に使用する薬、応急手当用品(絆創膏、消毒液、包帯など)を備えておきましょう。
  7. トイレ用品:簡易トイレやビニール袋、消臭剤などがあると安心です。
  8. 防水シート・ブルーシート:窓が割れたり、屋根が損傷したりした場合に役立ちます。
  9. 現金:停電などでクレジットカードやデビットカードが使えない場合に備えて、現金を手元に置いておくとよいでしょう。
  10. 衣類や毛布:寒さ対策として、必要な分だけ準備しておくと安心です。

これらを早めに揃えておくことで、台風に備えることができます。

準備しておきたいもの(食10選)

台風に備えて準備しておくべき食材について、詳しく説明します。特に、長期間保存ができ、調理が簡単なものや、調理を必要としないものを優先的に準備することが重要です。

1. 缶詰類

  • 肉類・魚類: ツナ缶、サバ缶、鶏肉の缶詰など。タンパク質源として重要です。
  • 野菜: コーン、豆、トマトなどの野菜缶詰。栄養バランスを保つために有用です。
  • フルーツ: ミカンやパイナップルの缶詰。ビタミン補給になります。

2. 乾燥食品

  • 乾パンやクラッカー: 保存がきき、エネルギー源として優れています。
  • レトルト食品: カレーやおかゆ、丼の具など、温めるだけで食べられるもの。ガスが使えない場合はそのままでも食べられます。
  • 乾燥スープや味噌汁: 湯を注ぐだけで簡単に調理できます。

3. インスタント食品

  • カップラーメンやインスタント麺: 湯を注ぐだけで食べられるので便利です。
  • フリーズドライ食品: フリーズドライのご飯や味噌汁など。湯で戻すだけで食べられます。

4. パンやビスケット

  • ロングライフのパン: 特に保存期間の長いものを選びましょう。
  • ビスケットやスナック: エネルギー補給用として役立ちます。

5. ナッツやドライフルーツ

  • ナッツ類: 保存性が高く、栄養価も高い。
  • ドライフルーツ: ビタミンやミネラルを補給するのに役立ちます。

6. 調味料

  • 塩、砂糖、醤油、味噌: シンプルな調理でも味を調えるために必要です。

7. 飲料

  • : 一人1日あたり3リットルを目安に確保。
  • スポーツドリンクやジュース: 電解質補給や気分転換に役立ちます。

8. お菓子やチョコレート

  • エネルギーバーやチョコレート: カロリー補給に適しています。甘いものは気分転換にも。

9. ベビーフードや離乳食

  • 赤ちゃんがいる場合は、保存のきくベビーフードや離乳食も必ず用意しておきましょう。

10. 粉ミルク・調乳水

  • 小さなお子様がいる場合は、粉ミルクと調乳用の水も必要です。

これらの食材を台風前に備えておくことで、もしもの時に安心です。備蓄品は定期的に確認し、消費期限が近いものは早めに使い、新しいものに交換しましょう。

季節によって追加したい準備

季節ごとに必要な食材や備品は異なります。夏と冬の台風対策において、特に考慮すべき点を詳しく説明します。

夏の台風対策

暑さや湿度が高い時期に備えるべきものです。

1. 飲料水の量を増やす

  • : 暑さで汗をかくため、通常よりも多めに水を確保しておくことが重要です。一人1日あたり3リットルを基準に、5リットル程度を目安にします。
  • スポーツドリンク: 電解質補給ができる飲料も準備しておくと安心です。熱中症対策にもなります。

2. 軽食や塩分補給ができる食材

  • 塩タブレット: 汗をかくことで失われる塩分を補給するためのアイテムです。
  • ゼリー飲料: 水分補給がしやすく、食欲が落ちやすい夏にも食べやすいです。

3. 涼をとるための食材

  • フルーツの缶詰: 冷たいフルーツは体を冷やし、ビタミン補給にも役立ちます。
  • ゼリーやプリン: 常温で保存でき、冷やして食べると爽やかです。

4. 調理が不要な食品

  • 冷たい麺類: インスタントの冷たいそばやうどんなど、湯を注いだ後に冷やして食べられるものがあると便利です。

5. 暑さ対策アイテム

  • 保冷剤や冷却シート: 冷蔵庫が使えない場合でも、涼を取るために使えます。
  • 手持ち扇風機やうちわ: 停電時に備えて、手動で使える涼をとるアイテムを準備します。

冬の台風対策

寒さや停電による暖房の停止を考慮した備えが必要です。

1. 体を温める食品

  • インスタントスープやお茶: 体を温めるために、お湯で簡単に作れるスープやお茶を用意します。
  • レトルトおでん: 温めるだけで食べられる温かい料理は、冬にぴったりです。
  • ホットココアやスープの素: 湯を注ぐだけで飲めるものを常備しておくと、寒い時にすぐ温まれます。

2. 栄養価の高い食品

  • 缶詰のシチューやカレー: 冬はエネルギー消費が増えるため、カロリーや栄養価の高い食品を選びます。
  • カロリーメイトやエネルギーバー: 小さな量でも栄養が取れる食品が便利です。

3. 長持ちするパン類

  • ロングライフパンやスナックパン: 保存期間が長いので、停電時でも安心です。

4. 暖房が使えない場合の対策

  • 保温できる食品: 湯煎やポットで温められる食品を用意しておくと、体が冷えにくくなります。
  • 使い捨てカイロ: 食品だけでなく、身体を温めるために、カイロを多めに準備しておくと良いでしょう。

共通して必要なもの

  • 保存食: 夏冬共通で保存が効く食材を揃えておくことは基本です。缶詰や乾物など。
  • 飲料水: 季節を問わず、1日あたり3リットルを基準に最低でも3日分は確保。

季節に合わせて備蓄する食材や道具を見直すことで、台風が来ても安心して過ごせるように準備を整えてください。

子供がいる家庭での備え

小さな子供がいる家庭では、台風に対する備えに特別な工夫が必要です。子供の安全を確保し、不安を和らげるためのポイントをいくつかご紹介します。

1. 安全な避難場所の確認と準備

  • 家の中の安全エリアを確保: 強風で窓ガラスが割れるリスクがあるため、窓から離れた場所を「安全エリア」として確保します。地震対策も考慮して、背の高い家具や重たい物は倒れないように固定しましょう。
  • 避難先での快適さを考える: 避難所が子供にとって不安にならないように、好きなぬいぐるみやおもちゃ、絵本など、リラックスできるアイテムを準備しておくと良いです。

2. 非常用持ち出し袋に必要なアイテム

  • 子供向けの食料や飲み物: 離乳食や幼児用食品、粉ミルクなど、子供が安心して食べられるものを非常用袋に入れておきます。哺乳瓶や水筒も忘れずに。
  • おむつやおしりふき: 子供が小さければ、数日分のおむつやおしりふきを準備します。排泄に必要なアイテムも忘れないように。
  • 常備薬と救急セット: 子供が飲んでいる薬や、万が一の怪我に備えての救急セットも用意しておきます。

3. 停電時の対策

  • LEDランタンや懐中電灯: 子供が怖がらないよう、夜間の停電時に使える明るいランタンや懐中電灯を準備します。特に、子供が自分で操作できる小型のものがあると安心です。
  • モバイルバッテリーやおもちゃの充電: スマートフォンのバッテリーだけでなく、子供の電子おもちゃやタブレットの充電を事前にしておくと、停電中の暇つぶしや安心感につながります。

4. 子供の不安を和らげる方法

  • 台風の状況を優しく説明: 子供が不安にならないよう、天候や風の音について「自然がちょっと怒ってるだけだからすぐに収まるよ」など、優しく説明してあげましょう。
  • 遊びやゲームで気をそらす: 台風の騒音や暗さで怖がる子供には、簡単なゲームやお絵かきで気をそらせるのも効果的です。

5. 避難時の準備と心構え

  • 移動用のベビーカーや抱っこ紐: 急な避難が必要な場合に備えて、子供を抱えて移動しやすい抱っこ紐や軽量のベビーカーを用意しておくと安心です。
  • 避難先のトイレやおむつ替え場所の確認: 避難先でおむつ替えやトイレをスムーズにできるよう、事前に施設の場所を把握しておくとストレスが少なくなります。

これらの工夫を通じて、子供がいる家庭でも安心して台風に備えられるようになります。

まとめ

台風への備えは、被害を最小限に抑え、家族の安全を確保するために不可欠です。強風や豪雨による被害は予測を超えることがあり、停電や断水、洪水、土砂災害といったさまざまなリスクに直面します。台風が接近する前に、以下のポイントを押さえて備えておくことが重要です。

  1. 食料や水の確保: 非常食や飲料水を数日分備蓄し、停電に備えて調理が不要なものを用意。
  2. 非常用持ち出し袋の準備: 必要な書類や医薬品、充電器、懐中電灯などを含む持ち出し袋を用意。
  3. 家の補強: 窓や屋根の補強、飛ばされやすいものの固定、排水溝の掃除などを行う。
  4. 避難計画の確認: 事前に避難場所を確認し、家族全員で避難経路や連絡方法を共有。
  5. コミュニティとの連携: 近隣住民や自治体との連絡を密にし、地域全体での協力を促進。

適切な備えを整えることで、台風の影響を軽減し、緊急時に冷静に対応できるようになります。家族の安全を第一に考え、早めの準備を心がけましょう

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