夫婦で月1回だけ話し合う。「月1夫婦会議」のすすめ

生活、家事

夫婦で暮らしていると、

「ちゃんと話したいことはあるのに、なかなか話す時間がない」

「お金のことを話すと、なんとなく空気が重くなる」

「家事や仕事について、言いたいことをため込んでしまう」

「将来どうしたいのか、お互いに考えていることが分からない」

そんなことはありませんか?

毎日の生活の中では、どうしても目の前のことに追われがちです。

今日の夕飯はどうする?
明日の予定は?
家事は誰がやる?
今月の支払いは大丈夫?

そんな「今やらなければならないこと」の会話はたくさんしていても、

「これからどんな暮らしをしたい?」
「お金をどう使っていきたい?」
「最近、ちょっと無理していない?」
「二人で何を楽しみたい?」

といった、少し先のことを話す時間は意外と少ないものです。

そこでおすすめしたいのが、**月に1回だけ行う「月1夫婦会議」**です。


月1夫婦会議とは?

月1夫婦会議は、その名前のとおり、夫婦で月に1回、少し時間をとって話し合う時間です。

といっても、堅苦しい家族会議をする必要はありません。

「今月どうだった?」

というところから始めて、

  • お金
  • 家や暮らし
  • 仕事
  • 家族
  • 夫婦の時間
  • これからやりたいこと

などを、一緒に確認していきます。

大切なのは、問題が起きてから話し合うのではなく、何も問題がないときから定期的に話すこと

「最近どう?」
「今月はどうだった?」

と定期的に確認する習慣があるだけで、小さなモヤモヤを大きくなる前に話せるようになります。


月1夫婦会議は、何を話せばいい?

「夫婦で話し合う」と言われても、

「具体的に何を話せばいいの?」

と思いますよね。

そこで、月1夫婦会議では、毎回ゼロから話題を考えるのではなく、いくつかのテーマに沿って話していくのがおすすめです。

今回作ったテンプレートでは、主に6つのテーマに分けています。

① 今月どうだった?

まずは、今月を振り返ります。

ここでは、反省会をする必要はありません。

「今月よかったことは?」

「ちょっと気になったことは?」

「相手にありがとうを伝えたいことは?」

などを話してみます。

特におすすめなのが、「ありがとう」を伝えること

夫婦生活が長くなると、相手がしてくれていることを「当たり前」と感じてしまいがちです。

だからこそ、月に一度くらいは、

「今月、これやってくれて助かったよ」

「忙しいのに○○してくれてありがとう」

と、言葉にして伝えてみます。

小さなことでも、言葉にすると意外と嬉しいものです。


② お金について話す

夫婦にとって、お金はとても大切なテーマです。

でも、だからこそ話しにくいテーマでもあります。

月1夫婦会議では、家計を細かくチェックするだけではなく、

「今月のお金の使い方でよかったことは?」

「予想外の出費はあった?」

「来月は何にお金を使いたい?」

「逆に、少し抑えたいものはある?」

といった話をしてみましょう。

大切なのは、「誰がいくら使った」という責める話にしないこと

「二人のお金を、これからどう使っていきたいか」

という視点で話すと、前向きな会話になりやすくなります。

たとえば、

「今年は旅行に行きたいね」

「新しい家具を買いたいね」

「将来のためにもう少し貯めようか」

など、具体的な目標について話すのもおすすめです。


③ 家・暮らしについて話す

毎日の生活に関わるからこそ、家事や暮らしについての不満は少しずつたまりやすいものです。

月1夫婦会議では、

「最近、家事の負担が偏っていない?」

「もっとラクにできることはない?」

「買い替えたいものはある?」

「家について決めたいことはある?」

などを確認します。

ポイントは、不満をぶつける場ではなく、暮らしを改善する場にすること

「なんでやってくれないの?」

ではなく、

「これ、二人でもっとラクにできないかな?」

と考えると、話し合いの雰囲気も変わります。


④ 仕事と、それぞれの時間について話す

夫婦で生活していると、相手の仕事について意外と詳しく知らないこともあります。

「最近仕事どう?」

という一言だけでもいいので、定期的に確認してみましょう。

テンプレートでは、

「今月の仕事はどうだった?」

「困っていることはある?」

「応援してほしいことはある?」

という質問を用意しています。

そして、仕事だけではなく、**「自分の時間が足りているか」**についても話してみます。

夫婦だからといって、すべての時間を一緒に過ごす必要はありません。

一人の時間も大切にしながら、二人の時間も大切にする。

そのバランスを確認する機会にしてみましょう。


⑤ 家族・夫婦について話す

ここは、月1夫婦会議の中でも特に大切にしたいところです。

毎日の生活では、ついつい「やるべきこと」の話ばかりになってしまいます。

だからこそ、

「最近、一緒にできてよかったことは?」

「最近、二人の時間は足りている?」

「次の1か月で一緒にしたいことは?」

といった質問をしてみます。

たとえば、

「今月は一緒に映画を見たい」

「久しぶりに二人で外食したい」

「休日にちょっと遠出したい」

など、どんな小さなことでもOKです。

夫婦生活は、大きなイベントだけでできているわけではありません。

毎月、小さな楽しみを一つずつ作っていくことも、夫婦の時間を大切にする方法の一つです。


⑥ これからについて話す

最後は、少し未来の話。

「3か月以内にやりたいことは?」

「今年やりたいことは?」

「これからどんな暮らしをしたい?」

などを話してみます。

ここでは、必ずしも具体的な計画を決めなくても大丈夫です。

「いつか旅行したいね」

「こんな家に住みたいね」

「将来はこういうことをしてみたいね」

という話をするだけでも十分。

夫婦で同じ方向を向いているかどうかを確認する時間になります。


最後に「今月の3つ」を決める

月1夫婦会議では、話すだけで終わらせないこともポイントです。

最後に、

「今月決めたこと」

を3つだけ書きます。

例えば、

  1. 来月までに家計を見直す
  2. ○日に二人で外食する
  3. ○○を買うかどうか調べる

というような、小さなことでOK。

そして、それぞれ誰がやるのかも決めておきます。

「誰かがやる」ではなく、

「これは夫」
「これは妻」

と決めておくと、話し合ったことがそのまま流れてしまうのを防げます。


月1夫婦会議を続けるコツ

毎月続けるためには、完璧にやろうとしないことが一番大切です。

30分でもいいし、10分でも構いません。

全部の項目を毎回しっかり話す必要もありません。

「今月はお金について重点的に話そう」

「今月は家のことを決めよう」

というように、その月に気になっているテーマを中心にしても大丈夫です。

そして、できれば日時を決めてしまうのがおすすめ。

例えば、

毎月第1日曜日の夜

など、夫婦の予定としてカレンダーに入れておきます。

「時間ができたらやろう」では、なかなか時間はできません。

最初から「夫婦の予定」として確保しておくと、続けやすくなります。


月1夫婦会議は「問題を解決するため」だけじゃない

夫婦会議というと、

「何か問題がある夫婦がするもの」

というイメージがあるかもしれません。

でも、本当は逆なのかもしれません。

問題が起きてから話し合うのではなく、

問題が小さいうちに話す。

そして、

何も問題がないときにも、これからのことを話す。

そのための時間が、月1夫婦会議です。

お金のこと、家のこと、仕事のこと、将来のこと。

普段はなかなか話さないことを、月に一度だけでも一緒に考えてみる。

そして最後に、

「今月も一緒に頑張ろう」

と思えたら、それだけでも十分だと思います。


我が家の「月1夫婦会議」を始めてみませんか?

今回作った「月1夫婦会議テンプレート」は、そんな時間を作るための書き込み式シートです。

質問に沿って話していくだけなので、

「何から話せばいいか分からない」

というときにも使えます。

A4サイズで印刷して、夫婦で一緒に書き込んでいくのがおすすめです。

毎月1枚ずつ残していけば、

「去年の今頃はこんなことを話していたね」

「この頃はこんなことを目標にしていたね」

と、後から振り返ることもできます。

家計簿や予定表とは少し違う、「夫婦でどんな暮らしを作ってきたか」が残る記録として使ってみてください。

まずは今月、30分だけ。

スマホを置いて、飲み物を用意して、

「今月どうだった?」

から始めてみませんか?

タイトルとURLをコピーしました