こんにちは。むーむーです。
このブログでは、元保育教諭で1児の母の私が夫とともに早期リタイアを目指し、日常で実践していることや考え、日常の記録、皆さんにもおすすめしたいこと等を掲載しています。
夫のだむだむの記事も掲載がありますので、気になる方はぜひご覧ください。
子どもが生まれると、すぐ保育園の申し込みの時期が来たりします。でも、どのような流れで進めていくのか不安になる方も多いでしょう。
初めてのお子さんの場合、「かってが分からず期限ギリギリになって焦ってしまう」という方もいました。申し込みの流れや園選びの注目ポイントなどを事前に把握しておくことで、余裕をもったスケジュールで園選びを進めることができます。
この記事では、元保育教諭だからこその保育園選びの注目ポイントを皆さんにお伝えしようと思います。
今園にお子さんが入っている方や転園を考えている保護者の方も、園の注目ポイントを知ることで、それぞれの園の特色を知ることができるきっかけにもなると思います。
この記事を読んで、子どものより良い環境選びのお役にたてれば幸いです。
保育園はどんな所?
保育園は、主に0歳から就学前の子どもたちを対象に、保育と教育を提供する施設です。働く親のサポートや、子どもたちの健全な成長を促すことを目的としています。保育園の特徴についていくつか紹介します。
基本的な特徴
1. 保育と教育の提供
• 保育園では、遊びや活動を通じて子どもたちの心身の発達を促すプログラムが行われます。
• 絵本の読み聞かせや歌、リズム遊び、制作活動など、子どもの成長段階に応じた活動が組み込まれています。
2. 食事の提供
• 多くの保育園では、給食やおやつが提供されます。栄養バランスを考えたメニューが用意され、食育も行われます。
• アレルギーや特別な食事制限にも対応しています。
3. 安全な環境
• 子どもたちが安心して過ごせるよう、安全管理が徹底されています。遊具や設備の安全点検や衛生管理も行われます。
• 緊急時の対応マニュアルや避難訓練も定期的に実施されています。
4. 社会性の育成
• 集団生活を通じて、他の子どもたちと関わりながら社会性を身につけます。友だちとの遊びや協力の経験が、コミュニケーション能力の発達に寄与します。
5. 保護者との連携
• 保護者との連絡帳や面談を通じて、子どもの様子や成長について情報共有が行われます。
• 保護者参観やイベント参加など、家庭と連携した保育が重視されます。
保育園の種類
1. 認可保育園
• 政府や自治体の基準を満たし、補助金を受けて運営される保育園です。施設やスタッフの基準が定められており、安心して預けることができます。
2. 認可外保育園
• 認可保育園よりも柔軟な運営が可能ですが、その分、施設やスタッフの基準が異なる場合があります。保育内容や方針をよく確認することが重要です。
3. 企業内保育園
• 企業が従業員のために設置する保育園です。働く親にとって利便性が高いです。
保育園は、子どもたちが健やかに成長するための重要な場であり、家庭と連携しながら子どもの発達を支援しています。
入園までの主な流れ
保育園入園までの主な流れは以下の通りです。
1. 情報収集
– 自治体のウェブサイトや窓口で、保育園の種類や申請手続きについての情報を集めます。
– 自治体が提供する保育園一覧や募集要項を確認します。
2. 保育園見学
– 気になる保育園を見学し、施設の環境や保育内容を確認します。
– 見学時には質問を用意しておくと良いです(例:保育方針、食事、イベントなど)。
3. 申請書類の準備
– 必要な書類を準備します。一般的に、入園申請書、家庭状況調査票、収入証明書、勤務証明書などが必要です。
4. 申請書の提出
– 申請書類を自治体の指定する窓口に提出します。提出期限を確認し、遅れないように注意しましょう。
5. 面接・調査
– 自治体や保育園から面接や家庭訪問の依頼がある場合があります。
– 子どもや保護者の状況を確認するための面接が行われることもあります。
面接といっても、身構える必要はありません。入園で必要なもの(書類や荷物等)や入園後の流れの説明、お子さんの発育状況、アレルギー等有無の確認、園からのお願いを伝える等が目的である園が多いです。
園に直接提出が必要なものや説明時の書類、離乳食の子であれば、入園までに食べておいてほしい食材が書かれたリストなどをこの面談時に配布する園は多いので、必ず連絡をして面接に行くようにしてくださいね。
6. 選考結果の通知
– 入園選考の結果が通知されます。通知方法や時期は自治体によって異なります。
7. 入園手続き
– 入園が決まったら、保育園から入園に必要な手続きや準備物の案内があります。
– 保育園でのオリエンテーションや説明会に参加します。
※園によっては、オリエンテーションや入園説明会はなく、入園式当日に話を聞いたり提出書類を渡すところもあります。
8. 入園準備
– 必要な持ち物を揃え、名前の記入や準備物の確認を行います。
– 子どもと一緒に入園に向けた心構えや準備を進めます。
あわせて、入園までに、以下についても済ませておきましょう。
- 職場に報告する
- 保育料の口座振替手続き
6.入園
選ぶときの必須条件は?
・住んでいる所、職場から近い。
・職場に向かうまでの途中にある。
・希望する時間帯(仕事を終えてから迎えに行くまで等)に預かってくれる。
※幼稚園は、対象年齢3歳~5歳で、9:00~14:00である場合が多い。園によっては延長して預かってくれるところもある。
園によって様々な特色がある!どんなものがある?
・送迎バスがある。
・活動に力を入れている(体操、英語、プール指導、茶道、リトミック(リズムに合わせて動く遊び)、読み書き、計算、食育、調理経験、自然とのふれあい、園外保育(遠足等)、ふれあい動物園、地域との交流、お泊り保育、異年齢交流、制作活動等)
外部の方に指導や演目をお願いしているところもあります。このほかにも、モンテッソーリ教育やヨコミネ式教育法、シュタイナー保育等の考え方を用いて、幅広い学びを保育に取り入れている所もあります。
・先生の保育園間の異動がある。
自治体が運営する保育園だと、先生が異動で違う園に行ってしまうことがあります。逆に、違う園から先生が来ることもあります。
園見学(園開放)で確認したいこと・先生に聞きたいことリスト
1. 園の方針について
– 園の教育方針や理念は?
– 保育園での1日のスケジュールは?
2. 子どもたちの安全面について
– 緊急時の対応(怪我、火災、地震など)は?
– セキュリティ対策(門の施錠、訪問者の管理など)は?
3. 食事について
– 給食の内容や栄養バランスは?
– どこで給食が作られている?園内?給食センター?
– アレルギー対応や食事制限がある場合の対応は?
4. 保育内容について
– 日々の保育活動や特別なイベントはどのようなものがある?
– どんなおもちゃで遊んでいる?充実している?
– 遊びや学びの時間のバランスは?(3~5歳児さんは注目したいポイント)
5. 保護者との連携について
– 保護者への連絡手段(連絡帳、メール、アプリなど)はどうなってる?
– 保護者参観や発表会、運動会等のイベント参加の機会はある?
6. 先生の体制について
– 担任の先生の人数や配置は?国の基準を満たしているか?
– 先生の研修やスキルアップの機会はある?
7. 施設や設備について
– 室内や遊び場の安全性や清潔さはどう保たれている?
– 屋外遊具や遊び場の設備は充実してる?
8. その他のサービスについて
– 延長保育や一時保育のサービスはある?
– 病児保育や病後児保育の対応はある?
これらの質問を通じて、保育園が自分の子どもに合っているかどうか、また安心して預けられるかどうかを判断する手助けになります。
まとめ
子どもの将来のためにもより良い環境選びは大切ですね。